動物のてんかんの症状とは

犬や猫の場合のてんかんでは、けいれんが起きたり四肢が硬直したり意識をなくしたり、口から泡が出たり失禁が起きるなどの症状が見られます。
これらのてんかんはいきなり起こるものなので、飼い主は驚いてしまうことが多いはずですが、この場合は数分で症状が消えて普段の状態に戻ることが多いので、症状が出た場合はそっとしておくことが重要です。
そして、その場合は動物病院で説明ができるように症状をしっかりと観察し、記録しておくことも大切です。

動物のてんかんの種類としては、はっきりした原因が分からず遺伝的なものと言われる「特発性てんかん」の他に、脳炎などの脳の異常によって発作症状が出る「症候性てんかん」があります。
そして、脳の構造に問題がある場合には、脳の一部分に異常が出る部分発作と、右脳、左脳の両方で広い範囲に渡り異常がある全般発作の2種類があります。
前者の場合は意識が残っているものの体が正常に動かないということになりますが、後者では全身けいれんのような症状が起こります。

動物のけいれんの原因としては難産による低酸素症や、事故などで脳が傷ついたこと、ウイルス感染などが挙げられます。
てんかんになるのは犬の場合は100頭中1頭、猫ではそれ以下と言われていますが、動物のてんかんは放置しておいても自然に治るものではない上に、重症のてんかんの場合は命にかかわる可能性もあるので、犬や猫のけいれんに関しては、飼い主は常に注意しておき、気になる場合は早めに動物病院へ行ったり、普段から発作が起きたときでも安全な環境を考えておくと良いでしょう。

また、動物のてんかんは犬と猫だけに限られたものではなく、飼育されている小鳥などの場合もてんかんが起きる可能性があります。
例えば手乗りとしてよく飼われている文鳥では、恐怖や不安を感じるような場合に、突然動けなくなったり首を振って呼吸が荒くなったりギューギュー鳴き出したりする、というような症状が出るときがあります。
そして、この場合はストレスが溜まらずにリラックスできるような環境で育てることが大切と考えられます。

言葉が通じない動物のてんかんを知るには動画を見る

動物のてんかんの症状に関しては、筋肉の突っ張りやけいれんなどに関して詳しく書かれていることも多いのですが、てんかんには個体差がある上に、てんかんに似た症状であっても臓器の病気などが原因になっている場合もあるので、てんかんであることを知るのは難しいと言えます。
そして、そんな場合には、てんかんの様子を見ることで確認することが可能な動画が有益であると考えられます。

動画のメリットとしては、実際に目で見ることができるので症状を具体的に把握しやすいということや自分の飼っている犬や猫の場合と比較しやすいということなどが挙げられます。
特に動画に対して言葉の解説がしっかりとついている場合は、画像と言葉の両方を目にすることで、症状に関して利用できる可能性の高い知識が得られることになります。

そして、この場合にはいろいろな動画が掲載されていることが多いので、複数の動画を見ることによって症状に関する理解の幅をより広げることも可能です。
また、自分のペットの現在の症状と違っている場合でもそれらの症状を動画として記憶しておけば、別の症状が出たようなときの参考にもなりますし、普段の安心感も高まることでしょう。

さらに動画の場合は他の人の撮ったものを見るだけでなく、自分の犬や猫がてんかんと思われる症状を見せたときに飼い主がその様子を撮っておくこともプラスになるはずです。
この場合は動物病院へ行ったときに医師にその動画を見てもらうということができますし、さらに自分で見る場合でも他の動画に出てきている症状との違いをより正確にチェックしたり、発作の度に撮ることで症状が改善されているかどうかということを確認することができるという利点があります。